色々な人と関わりたい人におすすめ

向いているのはどんなタイプ?

求人が増えている

求人が増えている

今後ますます需要が増えることが予想されているショートステイは、介護職の中でも求人が多い職種です。そのため、ショートステイへの転職を考えているスタッフも少なくありません。ですが、介護施設で働いているからといってショートステイの仕事に適しているとは限らないのです。ショートステイの特徴を押さえた上で、適性があるかどうかを判断すべきです。ここではショートステイに向いているタイプを紹介します。

人付き合いが好きな人

ショートステイを利用する人の多くが1泊~1週間、長くても1ヶ月前後です。人の入れ替わりが頻繁なので新鮮味があります。また、定期的に利用している人とも会わない期間がそれなりにあるため、マンネリ化しにくいという特徴もあります。同じ人と長く関わることが苦手な人や色々な人と積極的に関わっていきたい人に向いているでしょう。入所者が多いのではじめのうちは覚えることばかりで大変ですが、慣れてくると短期間で入所者が入れ替わることをプラスに考えて接することができるようになります。

気分転換が必要な人

いくら好きな仕事に携わっていても同じ内容の仕事をずっと続けていると飽きて注意力が散漫になってしまいます。ですが、ショートステイでは施設内の仕事以外に、入所者を自宅から施設まで送迎するという施設から離れる仕事もあります。飽きやすい人に取っては良い気分転換になるでしょう。
ただし、送迎は基本的に施設が所有している車で行うため運転が苦手な人や下手な人には向いていません。普段から運転が下手だと自覚している人や、他人から指摘された経験がある人は送迎の仕事は辞めた方がいいでしょう。

夜勤が苦手な人

特別養護老人ホームなど入居型の施設とは違って、ショートステイに入所している人の数はそれほど多くありません。また、普段自宅で過ごしていて状態が安定しており、すぐに自宅に戻る人ばかりなので夜勤時に必要以上に介入することはありません。夜勤が苦手な人にとっては働きやすいでしょう。

じっくり関わりたい人には不向き

ロングショートステイのように例外はありますが、ショートステイは基本的に短期間での利用です。定期的に利用している人でも希望日が空いていない、などの理由で他の施設に入所する場合もあります。入所者1人ひとりと接する期間が短いため、要介護者が最期の時を迎えるまでじっくりと関わっていくことはできません。そのため、要介護者と長期的に関わり、悔いのない介護を提供したい人には向いていないでしょう。

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